「○○病は治りますか」との問いに戻ります。
お医者さんに行って、診断されたものの
なんらかの理由によって、お薬を使いたくないとか、
そういえば、これには鍼灸が効くと聞いた事があるなど
お問い合わせいただく背景にはいろいろあり、
せっかく勇気を出して電話をかけて戴くのですが、
実は電話で答えられるのは、
「実際お会いして見てみないとなんとも言えません」なのです。
というのは、まず東洋医学は『病気』を見るのではなく、
その方『個人』を見ます。
『個人』を知るために、望・聞・問・切の4つの内容からなる診察法を行い、それによって、病気の性質・状態を深く認識することが必要であり、とても大事なことなのです。
そのため直接お会いして、目で見て、声をお聞きして、状態を問い、
そして触れる事が欠かせないと私は考えています。
ですが・・・最終回もぜひ読んでみてください。
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