最近では映画化された『西の魔女が死んだ』でおなじみの梨木香歩さんの作品です。
小学1年生の姪と本を探している時に、児童文学コーナーでみつけ、
懐かしくなり、思わず手にとってしまいました。
一度読んだことのある本は再び友と会えたような感覚もあるのですが、
感動だったり、何か心に感じる箇所が昔と変わっていたりすることがあり、
再会するまでの間の自分の成長度合いが分かるような気がして、
普段の読書とはまた違った感覚があります。
ところが、
読み始めも、読み進んでいってもまったく記憶と違う展開に、
自分の脳みそを疑い、それでも感じる部分をメモに取って、
患者さんと治療後にこの本について、熱く語っているうちに、
自分が読んだことがあるのは違う方の作品であることが判明。
いくらなんでも、こんなに覚えがないことを恐ろしくも感じていたので、むしろほっとしましたが、
言われるまで気付かないとはまったくどんな頭なのでしょうか・・・。
肝心の中身ですが、いっけん子供向けファンタジーのようですが、
なかなか奥深いものがあると思います。
ぜひ時間のある時に、ゆっくりどうぞ・・・。
2010年03月04日
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