吹く風さえも暑いというのは、いったいどういうことなんでしょう。
こんなに暑いと熱中症にならないよう、本当に気をつけなければなりません。
とはいえ、そう言われても家の中にいるから大丈夫と思ってませんか?
熱中症は、室内でもかかる危険性がありますので、
風通しをよくして、こまめに水分補給をし、梅干などで塩分をとることも大事です。
また熱中症という言葉はきくものの、実際にはどういう症状があるか?
これを知っておくとご家族や近所の方が、不調の際に判断ができると思いますので、覚えておくといいと思います。
熱中症を疑う症状として、めまいやふらつき、頭痛、気分が悪いなどがあります。
筋肉にも影響しますので、足がもつれたりして、転ぶこともあります。
この時、本人はあれ?と思いながらもついつい立とう、歩こうとしますので、
けがをしないよう、ちょっと座って様子を見るようにし、周りの方はそのように声がけしてください。
(実際、急にふらついてしまい、転んだという方もいらっしゃいました)
ちなみに熱中症に限らず、急なふらつきによる転倒は打ち所によっては、大変なことになるので、
普段から危ないと思ったら、まずはその場にしゃがむようにしましょう。
なんだか調子が悪いなぁというときは、涼しいところで、水分補給をし、体を冷やしながら様子を見ます。
効率的に冷やすには、首の側面、足の付け根など大きな血管があるところが狙い目です。
汗も、最初はひどい汗をかきますが、体の水分が失われてしまうと、出なくなります。
汗も出ず、体が熱くなっているときはすぐに医療機関に相談しましょう。
この時、水分が取れるようであれば、水ではなくスポーツドリンクのようなものを飲みます。
すでに水では体に吸収できなくなっていますので、スポーツドリンクがなければ、水に塩を入れたものでも、応急処置として使えます。
熱中症にかからないよう、目配り、予防をしたうえで、
対処についても、知っておくといざというときに、動けると思いますので、
頭の片隅に入れていただければと思います。
残暑も厳しいようですが、体調管理に気をつけて、
仙台では珍しい暑い夏、楽しみましょう!!
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